神戸の観光で本格中華の体験に行ってみたいのが、南京町(元町中華街)です。
横浜中華街ほどではありませんが、古くから有名です。
豚饅頭で有名なお店は、いつも行列ができています。
大勢の人が、お店の外で豚饅頭を食べている姿を見かけます。
開放的な気分も味わえ、ミニ中国を堪能できる場所です。
その南京町について、歴史やお店について解説します。
南京町は、明治元年(1867年)の神戸港開港当時に誕生しています。
もちろん、中国人により栄えた飲食街です。
このころから、食材店や雑貨店、飲食店などを営業しています。
途中、太平洋戦争の神戸大空襲で全焼。
また、1995年(平成7年)には、阪神大震災もありました。
そして、今の中華街の姿があります。
広場では、いつも大勢の人が、豚饅頭を食べている姿を見ます。
また、2020年(令和2年)から、新型コロナ感染症の影響があります。
お店にとっては、良いお話ではありません。
波乱万丈の南京町ですが、たくましい姿であります。
これからも、南京町は逆境にもめげず、栄え続けることを期待します。
見どころは、沢山ある中華のお店でしょうね。
南北に約150m、東西に約300mの縦横の道沿いに、100件を超えるお店が並んでいます。
中華飯店から雑貨店、たくさんのお店があります。
日本とは別の国に来ているようです!
中でも目を見張るのは、老祥記さんのお店の前です。
豚饅頭を買うために、大勢の人が並んでいます。
30人以上並んでいそうです!
購入までに、30分以上の覚悟がいるようですね!
この行列には、驚きました。
老祥記さんの豚饅頭を買ってみたくなります!
たかだか豚饅頭、されど中華の本場の豚饅頭。
一度、ご賞味してはいかがでしょうか。
南京町には一年の間に数々のイベントが開催されます。
年の始まりの行事に「春節祭」があります。
中国では旧暦のお正月を「春節」と言い、龍や獅子が舞い踊り、おおいに賑わいます。
南京町でも旧暦の正月に合わせ、1987年(昭和62年)から「春節祭」が始まりました。
開催期間は、1月下旬~2月上旬(旧暦元日を含む5日間ほど)です。
その他にも、「端午節」・「中秋節」・「ランターンフェア」があります。
本格的な中華料理のお店で、お食事を楽しむことはなかなか無いと思います。
お仕事や観光で神戸に来られたのであれば、南京町でお食事を楽しんでみましょう!
お店でお食事をしなくても、豚饅頭や唐揚げなどが店頭で売られているので、それを買ってブラブラと歩くのもおつなものです。
ご家族やカップル、お友達同士で、お食事やお土産のお買いものを楽しめそうです。
お店のお料理も1件ずつ堪能してみたい。
そのような気分にもなります。
この辺りは、ビジネス街でもありますので、毎日中華料理のランチを楽しんでいる方もいらしゃるかもしれませんね!
神戸南京町では一日中、本格中華料理のメニューをたくさん楽しめます!