瀬戸内海や淡路島を見下ろす六甲山。
その六甲山の広大な自然の中に人口の森林があります。
神戸市立森林植物園です!
神戸市の中心部である三ノ宮から、六甲山に向かって車で30分ほどのところあります。
四季の多様な植物の鑑賞が楽しめます。
私もこの神戸市立森林植物園には、子供の頃から徒歩で通っていました。
自宅から1時間程度で到着します。
昔は園内でうさぎに雑草を与えて楽しんめました。
これから1年を通じて、神戸市立森林植物園の植物やイベントについて解説をします。
神戸市立森林植物園にご興味を抱いていただけると幸いです。
近年は、コロナ禍でイベントや入場者にも影響がありますが、自然は変わりありません。
神戸市立森林植物園の開園の基本情報

◆開園日時
毎週水曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月29日~1月3日)以外は、開園しています。
散策イベント時期は無休です。
開園時間は、9:00~17:00(最終入園は、16:30)です。
散策イベント時期は、変更あります。
◆場所
兵庫県神戸市北区山田町上谷上長尾1-2
◆アクセス
<電車・バス>
北鈴蘭台駅から徒歩50分
北鈴蘭台駅から無料送迎バスで約15分
三ノ宮バスターミナルから市バス25系統で約40分(3月下旬~11月上旬 土日祝日のみ)
<車>
箕谷ICから車で約20分 など
※可能であれば以下も記載してください。
◆人手数
毎年、約23万人以上の入園者数を記録しています。
◆駐車場
園内に700台の乗用車1日500円、バス(定員11名以上)1日2,000円、二輪車無料の駐車場あり
◆問い合わせ先
078-591-0253
◆公式サイト
園内のお楽しみや見どころ
すべてが見どころです!
オススメは、園内のスタッフが季節の植物の見どころをご紹介しながら歩く「三大散策会」です!
期間中はバスが増便しますし、普段よりも入園者数が多いですね。
その「三大散策会」を解説します。
1回目の散策は、10時30分~、2回目の散策は、13時30分~(各回約1時間)です。
当日受付で参加費無料となっています。
新緑つつじ・しゃくなげ散策
4月中旬ごろ~5月中旬ごろにかけて行われます。
桜の見どころが過ぎるころに、開花する植物です。
園内には32種類のツツジと7種類4,000本のシャクナゲが植えられています。
いずれもピンク色のかわいらしい花が魅力の植物ですね。
森の中のあじさい散策

6月中旬ごろ~7月中旬ごろにかけて行われます。
梅雨時期に薄紫色やピンク色や白色の無数の花びらで、大胆に開花する植物です。
350品種・約5万株のアジサイが夏のおとずれを知らせてくれます。
花のボールのようなタマアジサイなどが園内を咲き競っていて、目を楽しませてくれます。
ちょっとかわったイベントもあります!
また散策期間内に、浴衣姿でペア入園された方の入園料が無料となります。
2021年のあじさい散策の風景です!
大勢の人が、あじさい散策コーナーのアジサイを観賞されていました。


太陽の光をいっぱいに浴びているアジサイは、とても健康的な印象でした。

すがすがしい初夏ムードに、アジサイは欠かせませんね。
園内を埋めるアジサイの多さは、さすがに圧巻です。
森林もみじ散策
11月中旬ごろ~12月初旬ごろにかけて行われます。
紅色や黄色の38種類約3,000本のモミジが森林いっぱいに姿を見せてくれます。
人の前に立ちはだかった大男の姿にも見え、大胆な紅葉で圧倒されます。
落ち葉を踏みつけ、モミジを鑑賞しながら秋の深まりの風情をご堪能できます。
散策イベントとは別に、11月初旬から毎日16:30~18:30(土日祝日は、19:30)に紅葉をライトアップする光のイベントがあります!
こちらも見どころとなります!
YouTube(191115神戸森林植物園「森林もみじ散策」)
長谷池のモミジはお見事です。
青い空を背景にした森林の紅葉は、まさに芸術的と言えます。
周辺のオススメスポット3選
①再度公園(ふたたびこうえん)
住所:兵庫県神戸市北区山田町下谷上
オススメポイント:夏はボート遊びができる修法ヶ原池と国指定の文化財となっている神戸外国人墓地がオススメポイントですね!
今は禁止ですが、昔は釣りもできたのですよ、この池で!
②菊水山山頂
住所:兵庫県神戸市北区山田町下谷上
オススメポイント:山頂から神戸港や明石海峡大橋が見渡せ、たいへん絶景です!
③六甲牧場
住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1−1
オススメポイント:「人と動物と自然とのふれあいの場」のキャッチフレーズのとおり、羊やヤギなどの動物とふれあえます。
イベント情報
2020年は、コロナ禍で数々のイベントが中止となりました。
行かれる前には、必ずチェックをしていきましょう!
まとめ
「トンネルアートでしょうか、お見事でした!」

1年を通じて多種多様な植物を鑑賞できる、六甲山の中腹の「神戸市立森林植物園」とその周辺のオススメスポットをご紹介しました。
六甲山の自然と人工森林のコントラストは、園内だけが別世界のようです。
童話のお話に出てくるような世界にいるような気分にもなれます。
ただし、歩いて行かれる方は、道中は六甲山の山道を歩くので、やはりハイキングのときの服装で行かれることをお勧めします。
その他にもご紹介しきれなかったイベントがたくさんあります。
カップルでもご家族連れでも、お天気の良い日は「神戸市立森林植物園」で過ごされてみてはいかがでしょうか!
自然の中で街では見れない植物や生物に触れながら、貴重な体験ができます。
お子様の自然学習にもお役に立ちます。
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